男の人

突然人格が変わる病気

医者と看護師

急に悪魔的に変わる事も

誰でもそうですが親しくなってくると徐々に人格が変わってしまい、急に八つ当たりする性格になってしまったり、あるいは今までの楽しい人間関係の全てを遮断して一人になりたくなってしまうといった感覚が表れることがあります。男性でも女性でも上記のような症状は現れるもので、自分の中にある幼少期から抱えてきた心の傷などによるコンプレックスが原因として絡んでいるほかにも、ホルモンバランスや体調などによる性格的変化による場合もあります。また胃腸機能や、脳の神経機能に障害が生じているなどの場合も考えられるなど、人間の身体の不具合と精神面での不具合とは密接に結びついているものです。そのため多くの精神病は身体の不具合を治療することで改善されることもあると言われています。双極性障害の場合も、身体の何らかの因果関係が原因として絡んでいることから生じている病気です。病気が発症する切っ掛けとしては上記のような事柄が何度も繰り返されることによって、周囲の人から自分の本当の気持ちを分かってもらえないとか、自分に自信を失ってしまうことが原因となってネガティブな状態が繰り返されてしまう。あるいは突然八つ当たりをし始めたり、そうした自分を隠すために善人を装ったりすることで双極性障害の症状が発症するようになる場合もあります。

中長期的な判断を

双極性障害の症状として困ったものは、ハイの時とうつの時とが交互に連続して繰り返されることで患者さん本人を苦しめてしまう事です。ハイの時にはとても興奮している状態です。一見するとやや活動的で活発な人という印象なのですが、例えばクレジットカードで来月分の給料までを全て使い込んでしまう多額の買い物をしてしまい購入した後は商品を何も活用しない。そして後日支払いをする事が面倒になり自分以外の家族に全て支払いをさせてしまう、などといった症状があります。双極性障害の原因が「脳の神経伝達物質が過剰になったため」であった場合には、脳神経の働きを一時的に抑えるための薬を活用して治療することができるとも言われています。しかしうつ状態の時に診察を受けたため、間違ってうつ病の薬を服用してしまうと、気分がよりハイになってしまい周囲を困らせる行動を取る期間が持続するようになってしまう事があります。実際に、治療の際にもそうした誤診がされる事があるため注意が必要です。そのため治療の際には、症状を中長期的に判断し医師にできるだけ詳しく症状を伝えて誤診を防ぐための工夫や、家族の協力が非常に重要になってきます。